Infiorata JAPAN 20th 花絵師 藤川靖彦×インフィオラータ20年の軌跡展2021.11.6Sat.-11.14Sun.

インフィオラータは「コルプス・ドミニ（キリストの聖体の祝日）」のお祭りとして、イタリアやスペイン等、ヨーロッパを中心に世界各国で行われている有名なフラワーフェスティバルです。 その起源は13世紀にまで遡ります。イタリア全土で行われる「コルプス・ドミニ」の行列では、元々花を道に撒く習慣がありました。1625年、サンピエトロ寺院の中で、モザイク風の花のデコレーションをしたことがきっかけとなり、現在のようなデザインが主流となりました。

道路等の路面をキャンバスに見立て、花びらや草木、種等といった自然のものを素材に描く大きな花絵。その完成度の高さはまるで本物の絵画のように見えます。しかもそれらの作品を創作するのは専門のアーティストではなく、地域の方々です。多くの来場者が見守る中、市民の手で徐々に完成していく花絵の創作シーンは一番の見所です。

今回、インフィオラータの日本の第一人者である花絵師 藤川靖彦氏の『20年の軌跡展』がSOW Co. Galleryにて開催されました！

20周年のメイン会場でもあるSOW Co. Galleryでは今までに創作された、思い出深い作品のリメイクとともに、アーティスト仲間たちとのコラボレーション作品や、代表作である花歌舞伎作品が一堂に展示されました。期間中には公開ライブトークとして、多彩なゲストによるギャラリートークや、公開制作も行われ、多くの来場者の方に足を運んで頂きました。

天候にも恵まれ、とても良いお時間となりました。期間中足をお運び下さった皆様に心より感謝を致します。

11月14日(日)までの展示となりますが、今回の展示の情報は下記からもご確認頂けます。